最後に等積変形の考え方を使って解く問題にチャレンジしましょう。
ポイント
- 面積が等しい三角形を作る→等積変形を利用する
(1)、(2)はセオリー通りに解答すればよいですね。
さて、(3)ですが、三角形の面積が等しいとき、どのようなことが成り立つでしょうか。
2直線lとmが平行であるとき、△PAB=△QABが成り立ちます。
この関係が、問題(3)で成り立つようにすればよいですね。
△PABと△QABは,線分ABが共通です。ですので線分ABを底辺とみなします。
直線ABに平行で、かつ原点Oを通る直線を引きます。
その直線の式は、暗算で導けますね。y=2x です。
いかがでしたか?手順を踏んで考えれば、簡単に解けますね。
次回は実際の入試問題に取り組んでみましょう。